都営大江戸線 光が丘駅の歯科医院・矯正歯科・小児歯科・訪問歯科診療
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矯正装置による治療だけでは、歯並びの問題を解決することはできません。ウィスタリア歯科クリニックでは、お口全体の機能回復を考えた歯列不正の治療をおこなうために、しっかりとものを噛めるようになるためのトレーニングや、歯並びに悪い影響を与える生活習慣の見直しにも力を入れています。
お口の周りを触られることに慣れる
ほっぺに触る、ほっぺで遊ぶ、歯ぐきをなでる、などのスキンシップで、お口の周りに触られることに慣れていきます。
また、仰向けでスキンシップをとることで、仰向けになることが赤ちゃんにとって楽しいシチュエーションとなり、後のちの歯磨きも受け入れやすくなります。
胎児姿勢だっこでリラックスした状態をつくります。赤ちゃんはお腹の中にいた姿勢が一番落ち着きます。
姿勢がリラックスできていないと口呼吸や歯列不正につながります。首が後ろに反れると口が開く姿勢となり、口呼吸になってしまいます。
長時間の縦抱きは、向きや姿勢に偏りが出やすく、顎の発育に良い影響を与えません。時どき向きを変えるなど、同じ姿勢を続けないようにしましょう。
歯磨きを受け入れやすくするために、お口に触られることへの抵抗をなくしていきます。
まずは歯磨きに慣れることが大切な時期です。あせらず少しずつステップアップしていきましょう。
舌ざわり、硬さ、温度、大きさなどをお口の中で感じることで、口腔機能を育みます。
姿勢の確認
離乳食は、支えなく自分1人で座れるようになったら始めましょう。食べ物を飲み込むには、体幹の安定が必要です。また、体幹を維持できていない状態では、正しい咀嚼がおこなえません。
脳や口腔機能の発達には体幹の安定が大切です。
手づかみ食べ
手づかみ食べをすることによって、手から口へ運ぶ動作を学びます。この動きを繰り返すうちに、大雑把な動作から、細かい動作がおこなえるよう発達していきます。
おやつは、つかんでしゃぶれる物を与えましょう。
つかみやすく、口に入れても安全なおもちゃや、おやつを与えましょう。ひきつづきスキンシップは大切です。
おすすめわらべうた:いっぽんばしこちょこちょ、とんとんとん ひげじいさん
奥歯が生えたら、噛む回数を増やす食事を心がけましょう。
よく噛むことで、脳の発育・あご(顎)の発育・味覚の発達が促進され、また唾液の分泌が増えることによって、口腔内の自浄作用が向上し、虫歯予防につながります。
1日の流れをリズムよく整え、日々繰り返すことで子どもの心は安定を得ていきます。
心の安定があることで、生き生きと外の刺激を受け、さまざまなことを吸収し発達していくことができます。
5歳ごろまでに生活リズムを整え、お口の感覚を養うことが大切です。
ただし成長には個人差がありますので、あせらずその子の成長に合わせたアプローチをしていきましょう。
指しゃぶりは、開咬や出っ歯などの原因になります。
3歳ごろから、徐々に減るように促し、4歳ごろまでに指しゃぶりの頻度が減っているようであれば、あまり神経質にならずに見守りましょう。
ほおづえは、歯列の湾曲や、顎のずれなどの原因になります。
出っ歯や、開咬などの原因になります。
口呼吸をすることで、歯列不正につながります。
また、お口の中が乾燥して、歯肉炎や虫歯になりやすく、歯の表面の着色の原因にもなります。
口呼吸は歯並びに大きな影響をあたえます
口が開きっぱなしになっていると、下顎と舌の位置は常に下がっています。同時に口呼吸は鼻腔を使わないことで上顎の発育が足らず、顎が狭くなり、歯はきれいにならぶことができません。
歯並びは舌の内側から押す力と、口周りの筋肉の外側から抑える力のバランスによって成り立っています。そのため、口呼吸になると外側からの抑えが弱くなり、歯が前に押し出されてしまいます。
さらに、鼻呼吸は埃やゴミ、細菌やウイルスの侵入を防ぐフィルターの役割をしてくれますが、口呼吸にはこのような空気の浄化機能はありません。鼻呼吸を獲得するために、幼いうちから口周りの筋肉を発達させる取り組みが重要です。
お口をしっかり閉じる練習
テレビを見たりゲームをしたりしているときにおこないます。
知らず知らずのうちに口をあけてしまうお子様に気づきをうながし、鼻呼吸の習慣を身につけられるようにします。
食事をするときの姿勢
お子様の両足が、しっかりと床につくテーブルと椅子を用意するなど、お食事時の環境にも配慮しましょう。
足がぶらぶらしてしまう状態だと、踏ん張りがきかず、あご(顎)に力が入りにくくなります。
ガムトレーニング
噛む練習を目的としてガムを使います。舌や口の周りの筋肉を鍛えることで、舌を正しい位置に戻す効果があります。
寝姿勢の見直し
同じ方向を向いてばかりだと、あご(顎)の発育に悪影響をおよぼすと云われています。
お子様と一緒に寝ている場合、親の方を向いて寝ることが少なくありません。位置を交換するなど、寝姿勢が偏らないよう工夫しましょう。